富士見・三芳薬剤師会

薬局とは

薬局の求められる機能とあるべき姿

薬局・薬剤師に求められる機能に関する基本的な考え方

  1. 最適な薬物療法を提供する医療の担い手としての役割が期待
  2. 医療の質の確保・向上や医療安全の確保の観点から、医療機関等と連携してチーム医療を積極的に取り組むことが求められる
  3. 在宅医療において、地域における医薬品等の供給体制や適切な服薬支援を行う体制の確保・充実に取り組むべき
  4. 医薬品や医療・衛生材料等の提供拠点としての役割に留まらず、後発医薬品の使用促進や残薬解消といった医療の効率化について、より積極的な関与も求められる
  5. セルフメディケーションの推進のために、地域に密着した健康情報の拠点として積極的な役割を発揮すべき
  6. 患者の治療歴のみならず、生活習慣も踏まえた全般的な薬学的管理に責任を持つべき

基本的な考え方の下、薬局が備えるべき基本的体制及び薬学的管理の在り方について、 確保すべき又は取り組むべき項目を示している。

※ 一般社団法人日本医療薬学会 「薬局の求められる機能とあるべき姿」の公表
https://www.jsphcs.jp/news/banner/20140107.pdf

服薬状況等の確認のタイミングの明確化

服薬状況並びに残薬状況の確認および後発医薬品の使用に関する患者の意向の確認のタイミングを、調剤を行う前の処方箋受付時とするよう見直す。

薬剤服用歴管理指導料の留意事項通知

次の事項については、処方箋の受付後、薬を取りそろえる前に患者等に確認すること。

  • 患者の体質・アレルギー歴・副作用歴等の患者についての情報の記録
  • 患者またはその家族等からの相談事項の要点
  • 服薬状況
  • 残薬の状況の確認
  • 患者の服薬中の体調の変化
  • 併用薬等(一般用医薬品、医薬部外品及びいわゆる健康食品を含む)の情報
  • 合併症を含む既往歴に関する情報
  • 他科受診の有無
  • 副作用が疑われる症状の有無
  • 飲食物(現に患者が服用している薬剤との相互作用が認められているものに限る)の摂取状況等
  • 後発医薬品の使用に関する患者の意向(厚生労働省保険局医療課「平成26年度調剤報酬改定及び薬剤関連の診療報酬改定の概要」)